上腕骨骨幹部骨折



上腕骨骨幹部骨折は、乳幼児期では転倒や転落によって発生しますが、学童期や思春期では投球動作によってよく発生します(投球中に酷使される筋肉の強力な牽引力によって骨折が発生します)。症状は痛みや腫れで、変形や異常可動性(腕がぐらぐらする)を認めます。診断はレントゲン検査にて確定されます。

治療は保存的治療(手術しない方法)が原則です。乳幼児ではHanging Castや牽引療法にて治療されます。学童期や思春期では骨折部の腫れが治まるまでの2〜3週間程度はHanging Castを行い、その後、functional braceにて経過観察します。転位(ずれた状態)が著明な症例や神経損傷や血管損傷などの合併症を認める症例では手術的治療が必要となる場合もあります。成人のおける上腕骨骨幹部骨折は日常よく遭遇する代表的疾患の項を参照されて下さい。


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