ステロイド剤



ステロイド剤は強力な抗炎症作用と免疫抑制作用を有しています。整形外科領域では抗炎症作用による鎮痛を期待して、関節リウマチなどの極限られた一部の疾患に使用されています。

ステロイドの服薬で大切な事は薬を勝手に調整したり、量を増やしたり、減したり、飲み忘れたり、中止しないで頂きたいと言うことです。調子が良いからと言って、急に止めたりすると、リバウンド現象(急に病状が悪化し、元の状態に戻すことが大変困難になる状態)が起こりますので要注意です。

すなわち、長期間に渡ってステロイドを服用しますと、体は自力で生命維持に必要なステロイドを作ろうとせずに怠けてしまいます。このような状態で、患者さんが勝手にステロイドの服薬を中止すると、体は自力でステロイドを作ろうと頑張りますが、日頃の怠け癖がつき、必要量のステロイドが充分に生産できず、危険な状態に陥ります。

整形外科領域で使用されるプレドニゾロンの使用量は少量(5mg〜10mg程度)ですから、重篤な副作用が出現する可能性は少ないと考えられます。医師の指示に従って適切に服用されれば、安全ですので安心されて必要以上に怖がらず、使用されて下さい


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