RICEの処置



RICE(ライス)の処置は外傷(打撲、捻挫、骨折など)の直後に行われる重要な急性期の治療です。RICEの処置はRest(安静)・Ice(冷却)・Compression(圧迫)・Elevation(挙上)の4つで構成されています。この内、冷却はスポーツ後のクーリングダウンとして大切な処置です。

Rest(安静)

痛みや腫れを軽減させる目的で行われます。三角巾や包帯などで患部を安静にさせます。骨折や靭帯損傷がある場合は各種の固定(ギプス固定など)を行います。

Ice(冷却)

局所を冷却することにより、組織の血管は収縮し、腫れや炎症反応が抑制されます。又、冷却により痛みを認知する神経線維の伝導速度が遅延し、筋肉の異常な緊張や発痛物質の発生が抑制されます。、冷却温度を10℃前後(季節によっては温度を変更します)とし、感覚がなくなる程度に冷却します。アイスバッグ、氷嚢、ケミカルアイスパック、アイスクリッカー、コールドスプレーなどを用いて、30分程度、一日に3回、3日間行うように指導します。

Compression(圧迫)

内出血や腫脹(はれ)を抑える目的で行われ、処置としては弾力包帯などで圧迫します。

Elevation(挙上)

腫脹を抑える目的で行われ、処置として患部を心臓より高く挙上し静脈還流を促します。


リハビリテーションについて     たはら整形外科の表紙へ戻る