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筋肉には3つの要素が必要です。すなわち、筋肉を収縮する筋収縮力とその力を瞬時に出す瞬発力と持続して出す持久力です。筋力強化訓練はこれらの3つの要素を強化することによって、筋肉や関節の障害を改善させ、さらに運動機能を向上する目的で行われます。筋力強化訓練には等尺性運動と等張性運動と等速性運動とがあり、これらを組み合わせて治療が行われます。 ■等尺性運動 等尺性運動とは特殊な器具を使用せず、関節を動かさず、同じ姿勢で筋肉に一定の力を入れて、静的に行う筋力強化訓練法です。等尺性運動は筋肉の萎縮(筋肉の衰え)を防ぐ目的としては最適な訓練法で、ギプス固定中や術後早期の訓練として最適です。具体的には、関節を動かさずに最大の筋力で目的の筋肉を5秒間収縮させ数秒間休憩します。10回をワンセットとし、一日に3セット行います。 ■等張性運動 等張性運動とは器具を使用し、関節可動域(関節の動く範囲)全般で、筋肉を収縮(曲げたり)、伸張(伸ばしたり)させながら筋肉に適度な負荷をかけ、筋力のパワーアップや持続力向上を図るために行われる筋力強化訓練法です。 ■等速性運動 等速性運動は関節の運動速度を一定にコントロールする機械を用いて、全ての関節の動きに応じて適切に最大限の抵抗が加えられる筋力強化訓練法で、最も安全で理想的な訓練法と言えます。この等速性運動はアスレチックリハビリテーションの一環としてパワーアップを図るために用いられ、筋力の質的、量的な評価にも利用されます。 |
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