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骨粗鬆症とは骨量が減少し、骨組織の微小構造が変化し、骨がもろくなり、骨折を起こし易くなった状態です。この様な状態は骨を作る細胞(骨芽細胞)が減り、骨を溶かす細胞(破骨細胞)が増えた時、すなわち、骨形成(骨を作る能力)と骨吸収(骨を溶かす作用)のバランスがぐずれた時に起こります。 骨は体の中で歯に次いで2番目に硬い組織です。それゆえ、骨がもろくなると言う事は大変な異常です。「おまんじゅう」に例えると、かわ(骨皮質)は傷んでいないのに、中身のあんこ(海綿骨)が古くなりスカスカになった状態です。当然、骨粗鬆症が進行しますと、やがて、かわ(骨皮質)まで傷んでゆきます。 骨粗鬆症の患者さんは、ちょっとした受傷(軽微な転倒、捻挫や尻もちをついたり、布団を持ち上げたり、くしゃみをした際など)で簡単に骨折が発生します。その結果、骨粗鬆症の患者さんの25%が要支援や要介護者になるといわれます。特に大腿骨頚部骨折では20%が寝たきりになるといわれております。 骨粗鬆症は閉経後の女性や老化に伴って生じる原発性骨粗鬆症と、他の疾患や薬によって二次的に発生する続発性骨粗鬆症とがあります。多くは原発性骨粗鬆症です。骨粗鬆症は女性に多く、50歳代の女性では4人に1人、70歳代では2人に1人が骨粗鬆症で、わが国では1100万人程度(そのうち、女性が80%以上を占めます)の患者がいると推定されています。 原因としてはカルシウムの摂取不足やカルシウム吸収力の低下(摂取したカルシウムを腸管から体内に取り込めない方)、女性ホルモンの減少(閉経後のホルモン分泌低下のよるもの、婦人科疾患によるホルモン分泌異常)および環境因子や遺伝因子などが考えられています。 |
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