![]() |
骨粗鬆症にならないためには、10歳から20歳にかけて最大骨量を増やしておく事が大切です。その為には、この若い時期に、よく運動し、偏食せず、間違ったダイエットを行わない事です。(すなわち、20歳までに、どれだけ沢山の骨を身につけたかで、将来、骨粗鬆症への運命が決定ずけられます) 予防のためには早期診断が大切です。女性は50歳頃から閉経が始まります。この時期より、女性ホルモンの分泌が低下しますので、骨量は急激に減少します。是非、閉経期の前後(40歳代と50歳代)に整形外科専門医を受診され、骨粗鬆症の有無についてご相談されて下さい。但し、家系に骨粗鬆症を認める方や婦人科疾患をお持ちの方、過去に胃腸などの手術をされた方、ホルモンの分泌異常のある方、何度もダイエットを行った方、偏食のある方はこの限りではありませんので、早めの検診をお勧めします。 食事に関しては、出来るだけ多くのカルシウムを摂取しましょう。体内のカルシウムは、だまっていても1日に600mg程度は便やおしっこ、汗などで体外へ排出されます。カルシウムの摂取量は1日800mg〜1000mg程度を目標として下さい。さらに、カルシウムの吸収力を増すためにビタミンDの摂取も忘れずに検討されて下さい。ビタミンDは転倒予防の効果もあると考えられています。 また、骨量増加のためには運動療法も必要です。各種のストレッチや筋力強化訓練、有酸素運動などを行うことをお勧めします。特に、高齢者においては有酸素運動が骨密度の増加に効果があります。運動により骨が刺激され、骨が伸びたり、縮んだりすると、骨芽細胞(骨を作る細胞)が刺激を受け、骨の代謝が活発になり、骨形成を促してくれます。 さらに、骨折の予防に対しては、転倒事故などの発生を未然に防ぐため、家屋の環境整備(敷居、電気コード、階段、カーペットなどの整備)にも注意を払います。万が一、転倒されても、大腿骨頚部骨折の発生を防ぐために、ヒッププロテクターの装着も大切です。 |
| 骨粗鬆症とは なりやすい人 症状 診断 治療 他の腰の疾患 |