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足底腱膜は足底の筋肉や腱を保護している腱様組織で、内側足底筋膜(母趾の筋肉を覆う筋膜)と外側足底筋膜(小趾の筋肉を覆う筋膜)と足底腱膜とで構成され、踵骨(かかと)から発し、足趾(足のゆび)の基節骨底部に付着します。 足底腱膜炎とは、足底腱膜が何らかの原因で炎症を起こして痛みなどをもたらす疾患を言います。原因としては、スポーツ活動や作業、肥満などによる足底腱膜への慢性的な刺激が考えられます。 症状は起床時の第一歩目の踵の痛みです。痛みは歩行するに連れ、次第に軽くなるのが特徴です。しかし、慢性化すると歩行中にも痛みを訴えます。レントゲン検査では特徴的な異常所見を認めませんが、時に踵骨棘(かかとの骨のとげ)を認めることがあります。 治療は原因と考えられるスポーツ活動や作業を一次中止させます。痛みに対しては基本的な痛みの治療に則り、非ステロイド系抗炎症剤を処方し、リハビリテーションとしては温熱療法や軟膏剤を使用してマッサージやストレッチを指導します。頑固な症例では注射療法を試みます。 慢性化した症例や再発を繰り返す症例、スポーツ活動への早期復帰を望まれる症例では装具療法として足底板の装着を検討します。(足底板とは、疼痛部に体重がかからないようにする靴底です)。これらの保存的治療(手術しない方法)で改善の得られない症例では足底腱膜切離術や骨棘切除術を行ないます。 |
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