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上腕骨骨幹部骨折は転倒や転落などの外傷によって発生する場合と、野球などの投球動作によって発生する場合とがあります。外傷で発生する骨折は全ての年齢層に見られ、投球動作で生じる骨折(投球中に筋肉による牽引力で発生する骨折)は青壮年者によく認められます。 骨折は外力や酷使された筋力の程度によって折れ方が異なります。症状は骨折音(ボキッと言う音)を伴って激痛や腫れを訴え、変形や異常可動性(折れた所がグラグラする状態)を認めます。診断はレントゲン検査で確定されます。 治療は保存的治療(手術しない方法)と手術的治療とがありますが、出来る限り保存的治療を試みます。転位のない骨折(ずれが無い症例)はギプス固定やfunctional braceで経過観察します。転位のある症例は骨折部の腫れや軟部組織の炎症が治まるまで、Hanging Castを2〜3週間行い、その後、functional braceを装着させ経過観察します。リハビリテショーンとしては肩関節の拘縮(関節が固まる状態)を予防するためにコドマン体操などを指導し、可能な限り早期よりストレッチングや筋力強化訓練を行わせます。 手術的治療は転位が著明な症例や神経損傷、血管損傷を合併した症例が対象となります。術式はプレート固定術や髄内釘固定術などが検討されます。 |
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