尾骨骨折・亜脱臼



尾骨骨折・尾骨亜脱臼は転倒や転落の際に尻餅をついて発生します。症状は座った時に骨折部が圧迫されて起こる痛みです。痛みは立位、歩行時、運動時には殆んどありません。診察では、うつ伏せにして尾骨部を圧迫すると、飛び上がる様な痛みを訴えられます。診断にはレントゲン検査が不可欠で、骨折亜脱臼を認めれば確定されます。しかし、肥満の方ではレントゲン検査にて骨折や脱臼を発見する事が困難な場合もありますので要注意です。

治療は、著しい転位(ずれ)がなければ特別な治療は行わず、日常生活動作の注意点の指導のみで経過観察します。すなわち、座る際には尾骨部に圧力がかからない様な姿勢(上体を前に倒す姿勢)を指導し、円座などを用いて痛みが誘発されない様に工夫していただきます。痛みが完治するのに2〜3ヶ月間を要します。


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